アメヤ横丁は、東京都台東区のJR東日本・御徒町駅 - 上野駅間の山手線の高架橋西側と高架下に沿った長に伸びる商店街を指す。
現在は魚介類や乾物、衣類、雑貨、宝飾品などの店が業種ごとに集中している。特に年末には正月用の生鮮食品などを買い求める人達でごった返し、普段は商店街の端から端まで歩いて10分のところが、この時期は数十分を要する。この様子は、報道番組やワイドショーを中心としてテレビやラジオで年の瀬の風物詩として中継される。年末が近づくと多くの店が正月用の食品を取り扱うようになり、洋品店なども店を閉めて間貸しするため、通りは大きく様変わりする。
平成になって目立ち始めたのが閉店セール。実際は毎日閉店セールと称して通行人に、叩き売りのイメージを抱かせて販売している。その他、つまみやチョコレートなどを専門に1000円で山盛りサービスといったパフォーマンスを披露して販売している。魚屋の呼び込みでは、一年中マグロや鮭の切り身を1000円で道行く人に声をかけて販売する。これらは一見の客を対象に売られているものの、昭和時代と較べて品質的には酷い物はなくなってきている。