サプリメントは、アメリカ合衆国で食品の区分の一つであるダイエタリー・サプリメント(dietary supplement)の訳語。狭義には、不足しがちなビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養補給を補助することや、ハーブなどの成分による薬効の発揮が目的。他にも生薬、酵素、ダイエット食品など様々な種類のサプリメントがある。広義には、人体に与えられる物質という意味で食品以外にも用いられる。栄養補助食品、健康補助食品とも呼ばれる。略称はサプリである。2013年12月にアメリカの研究者らによってビタミンやミネラルなどのサプリメントは健康効果がないばかりか、むしろ健康に害がある可能性が高いと結論付けられた。
日本では、1996年にアメリカの外圧で市場開放問題苦情処理体制でサプリメントが販売できるように規制緩和が決定された。日本では狭義のサプリメントは健康食品と俗称され、法的には食品の区分に入れられているが、その位置づけをどうするのか議論が続いている。