日本語の「写真」という言葉は、中国語の「真を写したもの」から。写真は、光に対してレンズやカメラ等の機器を用いて屈折、遮断等の光学的な操作を行ない、特定の波長の光に感光する物質に照射し感光させる。感光させた感光材に対して、現像等の可視化や定着等の感光能力の消失等の操作、焼き付けや印刷等により明暗の反転や拡大を行ない最終的な画像を得る。得られた画像は、再び光を当てて鑑賞することが可能である。
フィルムを利用する写真はデジタル写真の普及以降、銀塩写真と呼ばれることが多い。ハロゲン化銀は光が当たると銀イオンが還元され、金属銀微粒子の核ができる。感光して銀粒子核の潜像となってもそのままでは画像にはならない。感光した部分にある銀はごく少量のため、適当な量まで銀粒子を成長させて可視化する必要がある。これは現像処理で行なう。また、感光しなかった部分はそれ以上感光しては困るため、不要な部分のハロゲン化銀は取り除く必要がある。これは定着処理で行なう。
デジタルカメラやテレビカメラ、ビデオカメラでは受光面に半導体撮像素子を用いる。CCDの場合、半導体撮像素子に入射した光子がpn接合に入ると電子が発生する。量子効率は、銀塩写真のハロゲン化銀の場合よりもはるかに高いため高感度である。発生した電子を走査することで、AD変換器へ送る。VHS等アナログ式の場合は、電荷量に応じて信号の強弱を記録媒体に記録する。
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