剣山の花器に水を満たし、剣山の剣を上に向けて花器の中心に据えます。剣山は金に近い比重を持つ鉛です。それなりの重量はあるので、剣に挿した花が倒れないように安定させてくれます。通常は二つの剣山が組み合わせてありますが、根元の安定を確かなものとするために使わない方の剣山は剣を下に向け、使用している剣山に倒れかけるようにして置きます⇒ ―\
左側が使用している剣山、右側が重しに使っている剣山です。花器の水は蒸散しやすいので、時々水を追加するのを忘れないようにします。水はお花の根元がたっぶり浸かる程度に満たします。お花を少しでも長くキレイに保つ方法は、お花の根元を水に浸したまま1cm程度切り詰めればいいでしょう。水の中で根元を切るところがミソです。