ブリックパック(brick pack)とは、煉瓦状の包装物の意味で、直方体に成形された箱型紙容器のこと。1962年にドイツのPKL社が開発した耐水性箱型紙容器の商品名「blocpak」(ドイツ語 block paket の略、積木状の容器)に由来する。
1963年にはテトラパック社がテトラ・ブリック容器を開発。1968年には内部にアルミ箔を貼ったテトラ・ブリック・アセプティック容器が開発され、保存料を使わずに常温での長期保存に耐える無菌充填包装が可能となった。ロール給紙からの充填が可能である。
「ブリックパック」は日本においては明治乳業の登録商標(日本第2692744号)であるため、同社の製品以外には許可なく使用できない。