納豆は、大豆を納豆菌によって発酵させた日本の発酵食品。茨城県・福島県を中心とした関東地方・東北地方では郷土料理としても親しまれている。製法や菌の改良などで匂いを少なくしたり、含まれる成分の内「ナットウキナーゼ」の健康増進効果がテレビなどのメディアで伝えられるようになり、2000年以降は西日本においても消費量が急増し、この40年間を見ても国内各地域での消費量の差は大きく縮まっている。
「本来は豆を腐らせた(発酵させた)ものが豆腐、型に納めたものが納豆だったが、両者が取り違えられた」と名称の由来が語られる事があるが、これは誤った「俗説」である。納豆が日本独自の言葉であるのに対し豆腐は中国から伝来した食品であり、中国でもこの名前で呼ばれており、取り違えられる事はあり得ない。