人は生米等のβデンプンをほとんど消化できず、食べてもうまみを感じないが、炊飯の加水と加熱により、消化が良いαデンプンに変化した飯にはうまみを感じるようになる。室温以下で保存すると冷めて冷やご飯となるが、時間の経過と共にαデンプンがβデンプンに戻っていき(デンプンの劣化)硬くなる。消化が悪くなり、味も劣化する。温め直せばα化する。これは、焼いて作られた食パンをトーストすることに相当する。
保温すればデンプンの劣化は防げるが、質が劣化し臭くなる。酢飯は冷めても硬くなりにくい。電子レンジで加熱調理する無菌パックの製品も市販されている。
かつて一番多く持っていたシールが、このNo.34 ごはんつぶです。印刷の違いにより色違いのNo.34 ごはんつぶも見ることができました。