プルタブ式(pulltab)
缶蓋にスコア(切欠き)が入れられ、その部分にタブを取り付けた構造となっており、タブを引っ張ることで開口する。リングプルタブともいう。プルタブ式では、開口の際にタブは蓋の一部と共に本体から切り離される。
プルタブ式を最近見かけないのは何故?
1980年代には現在のステイオンタブ式が広まり始め、1990年代に全て切り替わった。これは飲料缶から外されたプルタブがポイ捨てされるなどして、環境問題・社会問題として認識されるようになったことが大きい。
ステイオンタブ式(Stay-on tab)
缶蓋にスコア(切欠き)が入れられ、リベットでその上部にタブを取り付けた構造となっており、タブを引っ張ることでスコア部分の金属片が押し込まれて開口する。ステイオンタブ式では開口の際にもタブは本体に残ったままで切り離されない。