まんがはじめて物語は、実写とアニメの併用という珍しい表現方法と子供の知的好奇心をくすぐる内容が支持され、放送期間中に厚生省中央児童福祉審議会推薦番組に認定、文化庁こども向けテレビ用優秀映画賞を受賞した。さらに『新まんがなるほど物語』が放送された1988年にはシリーズ全体でATP長寿番組賞を受賞するなど、優秀な子供向け教養番組として高い評価を受けた。番組最高視聴率は、1978年12月23日放送分の28.5%(ビデオリサーチ、関東地区)。関東地区での最高視聴率は、1979年1月6日放送分の25.3%である。
実写とアニメの切り替え時のセリフ「クルクルバビンチョ パペッピポ ヒヤヒヤドキッチョナ モーグタン」が今でも忘れられないフレーズとなっています。お姉さん役の岡まゆみさんが非常に美人なので、今後続いたシリーズも美人のおねいさんが出てくると思ったのですが少し違いましたネ。
初代お姉さんがうつみ宮土理と言うのは意外でしたが、肝臓の病気のために初期の数話で急遽降板したそうです。第20話から岡まゆみが引継ぎ、当たり役となりました。そのため「まんがはじめて物語のお姉さん=岡まゆみ」と認識する人が多いです。岡まゆみの陽気なキャラクターは番組の雰囲気作りに貢献し、大人の視聴者をも惹きつけました。昭和40年代生まれのオッサンが今見ても楽しめる番組です。