体育の日は、祝日法(昭和23年7月20日法律第178号第2条)によれば「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」ことを趣旨としている。スポーツ施設の中にはこの日に施設の使用料を割り引きや無料にしたり、様々な催し物を開催する所もある。
1964年(昭和39年)の東京オリンピックの開会式が行われた10月10日を、1966年(昭和41年)から国民の祝日とした。2000年(平成12年)からは「ハッピーマンデー制度」の適用により、10月の第2月曜日となる。
1964年東京オリンピックの開会日が夏季オリンピック開催日としては異例に遅い10月10日となったのは、秋雨前線が去った後の東京地方の「晴れの特異日」だった事によると言われることがあるが、10月10日は特異日ではない。「特異日」とはその前後の日に比して特定の天気が集中する日のことであり、10月の中で10日が特段に晴れの日が多いというデータは存在しない。昭和34年発行の『気象学ハンドブック』によれば、10月の晴れの特異日は14日とされている。