今年の高校野球選手権大会で記憶に新しい三重高校の準優勝ですが、耳に付いて離れない応援歌があります。面白い曲だと思ってはいたのですが、原曲はミシガン大学の「Let's Go Blue」から編曲したのが三重高校のチャンステーマ“レッツゴー三重”です。昔からチャンスの場面では球場に流れていました。野球応援曲として初めてジャズを取り入れ、それまでの「応援曲=マーチ」という常識を打ち破った応援歌です。
三重県の高校野球では頻繁に使われる応援歌です。昭和末期に三重県伊勢市にある明野高校が強かった頃にも同じレッツゴー三重がチャンステーマに流れていました。その明野高校野球部 冨士井金雪監督が1990年 6月13日に三重県津市栗真町屋町の津リバーサイドゴルフクラブのネット支柱にて首つり自殺をして以来、明野高校が甲子園に出ることがなくなりました。あの明朝体のユニフォームも良かったのですが、しばらくは三重高校の勢いが止まらないと見ています。
レッツゴー三重は読売巨人の東海地方で行われる試合の応援歌になっていた時期もあったそうですが、いつしか廃止されたそうです。プロ野球ならやはり、ヤクルトスワローズの東京音頭やJITTERIN'JINNの夏祭りが応援歌としてはピッタリです。