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弘前城三の丸東門の雪燈籠

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弘前城 東門の雪燈籠
弘前城 東門の雪燈籠

弘前城 東門 雪燈籠錦絵2021年2月12日の夜7時半に弘前城三の丸東門の前に設置された雪燈籠を撮影しました。これまた弘前陸上自衛隊の方々が非常に丁寧に雪燈籠を作ってくれました。

弘前城 東門 雪燈籠錦絵弘前城三の丸東門の建築年代は、慶長16年(1611年)に2代藩主の津軽信牧によって建造されました。櫓門である東門には、出格子窓が備えられています。門の内側にある部屋からこの窓を通して、外部を監視していたものと思われます。

東門には、二階にも出格子窓が備えられています。その隣にある三角の穴は銃眼です。門を攻め寄せて来る敵を、ここから狙い撃ちするために設置されていました。ここも戦火に遭わなかったので、実際の戦闘には銃眼が使われなかったです。

弘前城三の丸東門弘前城の残っている史跡の中で今回撮影はしていなかったのですが、北門である亀甲門だけは戦闘に逢っています。これは平川市にあった大光寺城(現在の南津軽郡平賀町→平川市平賀駅近く)の城門を慶長一六年二代藩主信牧が築城にあたり弘前城追手門として移築再建したもので、昭和三十三年の保存修理工事に当たって、柱などから多数の矢傷跡が発見されています。

弘前城は築城以来、実践の経験がないため、この北門が城郭内で唯一の実践の痕跡をとどめる貴重な城門です。また棟の両端にある鯱も他の門のものより古い形式のものである点、矢狭間、鉄砲狭間のない点など、見るべきところが多い門です。

弘前城 東門の雪燈籠
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