



ここの雪燈籠の作りは結構堅牢に出来ていると思いますが、公園内の雪を使ったので、松の先が落ちたものや小石を拾ったりして白亜の彫刻のような雪質ではなかったですね。
ここの背中越しにある雪吊りも面白いです。下の写真は雪吊りの全体を撮ったものですが、小ぶりの松に約3倍ほどの高さで雪吊りが覆っています。その頭飾りは亀が逆さになっています。
元々は夕暮れで暗くなった写真をPhotoshopで明るく加工しました。すると右横に仮面のような不可思議な頭飾りが現れます。これは何を表現しているのか良く分かりませんね?
右上の地図にあるように、西の郭と本丸は唯一陸路で結ばれています。但し凄く急な坂を登らなければならず、坂の上を堅牢な門で封鎖すれば周りを内濠と蓮池で囲まれた城郭が完成します。それでも弘前城が建設されてから雷によって火薬庫が焼け落ちて城もろとも消失してしまったものの、戦は経験しなかった城郭です。

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