


この津軽錦絵大回廊で展示されたねぷた絵は、令和元年度 弘前市役所ねぷた実行委員会としか説明がありません。見送り絵の左端に麗巴の文字が見えることから絵師は川村麗巴さんだと分かったのですが、画題が不明です。似たような絵は結構あるので、画題の特定には至りません。
2018年に撮影された右横の写真は、竹森節堂の見送り絵「西王母」の複製を川村麗巴絵師が制作しているところです。2006年に前ねぷたを任されて絵師デビューした麗巴さんですが、かつての名人絵師が描かれたねぷた絵を正確に復元できるまで腕が上達しています。
麗巴さんと呑龍さんは、弘前市役所ねぷた実行委員会のねぷた絵でそれぞれ前ねぷたと本ねぷたを担当されています。お二人とも弘前市立博物館職員で呑龍さんは、かつて弘前市立博物館の館長をされていました。麗巴さんは、弘前市立博物館の現役職員です。そのため今でも各団体にねぷた絵を頼まれています。
麗巴さんは在住している桔梗野ねぷた友の会、東目屋地区ねぷた愛好会、さくら組の前ねぷたと本ねぷた。弘前市役所ねぷたでは、前ねぷたを担当されています。
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