
「いるがもな かどっこ曲がれば わらはんど」
角を曲がると子どもたちがいるかもしれない津軽弁で書かれた交通安全標語は、青森県交通安全協会・和徳支部が10年ほど前から始めた取り組み。標語は城東小学校6年生の宿題として依頼し、今年は51人が地域や交通安全を考える特別活動の一環として提出した。代表作「うぬうぬど けんどわだれば ひがれるろ」は、「県外人には難しい」とメディアなどで紹介され話題となった。
看板は2020年8月23日、同支部の会員らによって弘前市立城東小学校校門隣に並べて設置された。今まで設置していた昨年の4枚は、和徳学区にある52枚の看板の中から古いものから差し替えていくという。原田さんは「『うぬうぬど』は有名になった一枚。殿堂入りとして、今でも残している」と笑顔を見せる。