かまへんライダーは、1988年10月22日にスタートした、番組末期の代表的なコーナー。明石家さんまが村上ショージらを連れた計5人で街中ロケを行うもので、『仮面ライダーシリーズ』と『秘密戦隊ゴレンジャー』のパロディ。オープニングBGMは当コーナー開始前後まで放送されていたスーパー戦隊シリーズ『光戦隊マスクマン』の挿入歌『オーラに輝け!グレートファイブ』のインストを使用。各人スーパー戦隊シリーズのように色分けされていた。
レッドは明石家さんま、ブルーはラサール石井、イエローは村上ショージ、グリーンは前田政二、ピンクはMr.オクレ。5人乗りのタンデム自転車に乗って現れるが、きついカーブを曲がれないので、一度降りて自転車を持ち上げなければならないところが滑稽だった。素人相手に仕事の手伝いなどをし、礼を言われると「カマヘン、カマヘン」と返していた。
同時期にフジで放送されていた『とんねるずのみなさんのおかげです』のコント「仮面ノリダー」とよく比較されていたが、現場勝負でストーリー性がないこともあり、人気でいうと圧倒的に負けていた(メンバーの誰かが何か失態する度にさんまが「そらぁ(当然)ノリダーに負けるわなぁ」と愚痴を零していた)。訪問先でも、「我々は仮面ノリダーではありませんよ」と言っていた程である。しかし、「草津よいとこ、一度はおいで、ジョイナ、ジョイナー」と街へ出動する時に歌っていた事もあり、草津温泉から感謝状を贈られて草津温泉に招待された。また、同様の移動法でソーラン節の「ヤレン、ソーランソーランソーランソーランソーランソーラン、ハイハイ」の「ハイハイ」の部分で這って歩くバージョンがある。