ひょうきん絵かき歌は、ポーランド民謡「森へ行きましょう(シュワジュペチカ)」のサビパートのピアノ伴奏とコーラス隊(男女混合)の合唱に合わせて、山田邦子が絵を描くコーナー。コーラス隊は独自のオープニングテーマも歌っていた。
序盤は普通の絵描き歌だが、最終的には下ネタになったり、他の「ひょうきん族」でおなじみのネタにちなんだ物まで出てくる。中にはホワイトボードを回転させることで絵が完成したり、描いたスプーンをこすっても曲がらないことで超能力のない証明をしたりと視聴者を唸らせる作品もあった。
視聴者からの投稿も受け付け、作品の出来によって山田から花丸をもらえたり、描き終わるなり「バカ野郎!」と叱られたりしていた。絵とはまったく関係ない「コーラス隊の皆さんの私服姿が見たい」という視聴者からのリクエストに対し、見事に応えて披露したこともあった。なお視聴者からの募集のあて先もコーラスで行われていたが、その曲は毎回「森へ行きましょう」でない曲を週替わりで使っていた。
1982年10月23日〜1984年の秋頃まで続いた。当時山田が出演した牛乳のCMではこのコーナーを模した演出が使われ、「ひっくり返せばモーモーちゃん」という絵描き歌を披露していた。