ホール＆オーツの活動は、大きく分けると3つの時代にわかれる。ひとつ目はデビュー時の72年から78年までのブルー・アイド・ソウル期で、初の全米ナンバーワンを獲得した「リッチ・ガール」などのシングルヒットがある。2つ目がロック時代で、デビッド・フォスターがプロデュース。天才的な才能を持つプロデューサーを迎えたことで、ダリル・ホールはデビッド・フォスターから作曲やプロデュースの手法について多くを学んでおり、これ以降に怒涛のごとくリリースするヒットメーカーとしての準備期間とでも言うべき重要な時期であった。
3つ目はホール＆オーツが大ブレイクするときで、彼らふたりが最も影響を受けたフィリーソウルをベースに、80年代の流行りであったシンセポップの味付けをしながら、独自のサウンドを創り上げた時期だった。この大ブレイクした時期が1981年～1983年で、出した曲が全て全米ヒットチャートで第１位を取るほどに有名な曲を輩出している。
1984年頃にNHK 青森FM放送で放送されたHall & Oatesのカセットテープを未だに所持しているので、当時放送されたHall & Oatesのカセットテープを収録順にブログで紹介してHall & Oatesの魅力を余すところなく伝えていきたい。