2013年11月24日正午頃に撮影した映像では、激しい爆発で噴煙が高く立ち上り、噴石が海にまで吹き飛んでいきます。噴火活動は20日から確認されていますが、火口にはマグマも見えます。
海上保安庁は2013年11月26日、西之島近くにできた新しい島の第2火口の東側と南側に、溶岩が流れていることを確認しました。溶岩流ができると表面が固められ、島が崩れずに残る可能性が高まります。さらに、島の大きさも増しています。
昭和48~49年の噴火で周りの海が海上に出さない程度に埋め立てられましたが、今回の噴火で島が早めに大きくなるのは噴石によって埋め立てられた海底が更に埋め立てられたことによります。