青森県立岩木高等学校は、青森県弘前市(旧・中津軽郡岩木町)大字駒越字村元に所在した公立の高等学校。
1948年(昭和23年)に設置された青森県立弘前工業高等学校(男子校)と青森県立弘前女子高等学校(女子校)の分校を前身とする。
1957年(昭和32年)に岩木村立の高等学校(青森県津軽高等学校)として独立し、1978年(昭和53年)に青森県へ移管され現校名となった。2013年(平成15年)に創立65周年を迎えた。
1998年(平成10年) 4月 - 制服を改定し、ブレザーとなる。
2015年4月 - 生徒募集停止。
2017年3月31日 - 青森県立弘前中央高等学校へ統廃合され、閉校。
岩木高校は弘前城から西に約2キロ、岩木川を渡った所にあり、校舎から望む岩木山は校庭一杯に裾野を引いて広がります。「白雪父なる岩木にひかり」と校歌に歌い、岩木山と岩木川とミチノクコザクラをアレンジした校章を戴く本校は、「地域に学び地域と生きる学校」として、この地で確かな教育活動を積み重ねて参りました。保護者や同窓会、地域の皆さまに支えられ、「生徒一人ひとりの顔が見える」小さな学校の良さを生かし、最後まで豊かな学校生活を送った生徒たちは、それぞれに進路志望を達成して卒業し、今も社会の一翼を担っています。
岩木高校の校舎は、改修工事を経て県立弘前第一養護学校の高等部として生まれ変わることになっていますが、新たに「学びの庭よ 忘れじ永遠に 平成29年3月31日閉校」と加えた校歌の碑は前庭に残ることになります。