森田 宏幸(1964年6月26日 - )は、日本のアニメーター、アニメーション監督。福岡県出身。福岡県立筑紫高等学校卒業。高校時代に製作した自主制作漫画映画『ガラスわり少年』で、当時アニメ雑誌の作品コンテストなどで賞を取った経歴をもつ。この時のメンバーに、漫画家のとだ勝之がいる。
福岡大学工学部機械工学科卒業後、アニメーション制作会社シャフトに入社、アニメーターとしての初作品は『陽あたり良好!』。その後、フリーとなって、『AKIRA』『魔女の宅急便』などで動画、さらに『老人Z』『走れメロス』『MEMORIES』『パーフェクトブルー』など多数の作品で原画を担当し、OVA『GOLDEN BOY』では演出も行った。
スタジオジブリ作品では他に『となりの山田くん』、三鷹の森ジブリ美術館の短編『コロの大さんぽ』に参加。これがきっかけで『猫の恩返し』の監督に抜擢される。