変なおじさんは、日本のコメディアンである志村けんが演じたギャグキャラクター。かつてフジテレビで放送されていたバラエティ番組『志村けんのだいじょうぶだぁ』が発祥。バカ殿と並び、志村を代表するキャラクターの一つとして認知されている。1998年刊行の志村の自伝的エッセイの単行本タイトルにも用いられた。
顔はオタマジャクシ模様のホクロなどやシミが数箇所あり、髭は青々としており頭の上部分が禿げ上がっている。初期は衣装が固定されておらず、スーツ姿など普通の服装であったが、後にラクダシャツ・ももひき・腹巻という格好に固定される。更にいつの頃からか、変なおじさんのイラストが全身に描かれた肌色のラクダシャツやももひき(現在では上下ピンク色で腹巻のみ紫色)を着るようになり、更に1990年代末期頃よりコント本編であってもメガネをかけるようになった。
キャラクターやセリフの違いはあるが、「『変なおじさん』が突如出現して美女にちょっかいを出し、バレたら場違いな行動で場をかき乱し、あげくにオチの決めセリフ一言で皆をズッコケさせる」という構成がこのコントの基本である。