弘前さくらまつりのライトアップは午後11時で終わりました。それでも撮影に物足りなさを感じてしまったので、弘前城外西部を撮影していたところ、馬屋町のぼんぼりが気になって撮影しました。普通の人は桜を撮ったら終わりですが、弘前さくらまつりの記憶を隅々まで留めておきたいと言う思いで撮影しました。一言で弘前市馬屋町と言っても、弘前市民以外ではどこだか分からないヒトが殆どだと思うので簡単な地図を右に貼りました。
馬屋町の黄色く曲がった道に立っているぼんぼりを撮りました。そこは急カーブになっている坂です。昔のブログでも特集していますが、この坂は新坂と言います。弘前で二番目に古い坂で、延宝五年(1677年)以降の絵図からこの坂が載るようになりました。それまでは、大変高くて急な崖でした。
青森県弘前市は戦国時代に作られた大変古い街なので、惣構（そうがまえ）や桝形（ますがた・・・直進を防ぐために二重に角をつけた）を始めとして城内には簡単に入ることが出来ない城下町特有の作りとなっています。
その名残が残った新坂には、昔ながらの小さなぼんぼりが小さな坂道を照らしていました。
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