京急大師線は、京急川崎駅と小島新田駅を結ぶ、京浜急行電鉄(京急)の鉄道路線。全線が神奈川県川崎市川崎区内にある。川崎大師で有名な大師線だが浮島の工業地帯の通勤路線であり、産業道路駅(現・大師橋駅)から浮島地区へのバスが多数発着しているため全線に渡り利用者は多い。
普通列車のみ運行されている。全列車が京急川崎駅 - 小島新田駅間を往復する運用で、他路線との直通や途中駅での折り返しはない。ワンマン運転は行われていない。毎年大晦日から元日にかけては、川崎大師参拝客のため終夜運転が行われる。
各形式ともホーム有効長の関係上4両編成のみが運用される。1500形以外の形式は年末年始などに行われる増発時や検査時における車両不足の際にまれに運用されることがある。
1899年(明治32年)川崎大師への参拝客輸送を目的として開業した、京浜急行電鉄最古の路線である。営業運転を行う鉄道として日本で初めて標準軌を採用し、電車による運行は関東で初めてのもの。