$ 0 0 過去に金環日食は3回撮影しています。最初は1992年1月4日のロスアンゼルス沖金環日食。この時は食分20%くらいから雲に覆われて最後まで撮影不可能。2回目は同じサロスで、18年と11日後の2010年1月15日の青島金環日食。地平線の雲に遮られながらも肉眼で日没金環日食の撮影に成功。3回目は日本で見られた2012年5月21日金環日食。埼玉県北鴻巣駅前の公園に移動して観測成功。いずれも雲の影響が避けられなかったので、これほど水平線まで完璧に晴れた金環日食は初めてです。 金環の端がつながった 計算上はタモン湾の海岸線で真円の金環日食が見られるのですが、数km北東に離れたココパームガーデンビーチも充分に真円の金環日食でした。欲を言えば少し左側に新月が寄っていますが、審美的に問題とはなりません。むしろ3000mmに拡大したまま金環日食を撮影した方が問題です。ここからビデオカメラモードで撮りっぱなしにすれば金環日食の動画が撮れたのですが、部分日食撮影中にバッテリーが切れて交換したばかりなので慎重になりました。次回への教訓として、バッテリーをもう一つ買わねばなりません。 真円の金環日食 強拡大なので、ピントはバッチリ合っています。金環の瞬間は画角が狭すぎて金環の反対側の写野が切れています。まるで虻蜂取らずです完全な金環日食は、虻蜂取らずのため撮れなかったです。ようやく2000mmで金環日食を撮れた頃、第三接触が近づいていました。第三接触の瞬間も上手く撮れず、快晴の空に不満が残りました。やはりビデオカメラモードで撮影していれば良かったです。最初に装着したカメラのバッテリーも予備のバッテリーも満充電して本番に備えたのに、何で最初のバッテリーが切れるのでしょうか? 金環日食が終わる 食分88%の光景・・・太陽の横に見える迷光が食分88%の部分日食を捉えています管理者に無断での使用・複製・転載・流用禁止