『とらえられたスクールバス』は、漫画雑誌「希望の友」に1977年1月号より1978年7月号まで連載。発表当時のタイトルは『とらえられたスクールバス』
下校時のスクールバスに乗り込む高校2年の真一と信夫。すでに1年の女生徒・哲子と国語教師・北先生が乗り合わせ、発車を待っていた時に突如乗り込んで来た謎の少年。特殊な装置を取り付けてエンジンをかけた瞬間まわりの景色は消え、時間移動をして終戦直後の混乱期にタイムスリップしてしまった。自由のない未来から逃れてきた少年の目的地は戦国時代だった。過去へさかのぼることしかできないタイムマシン化したスクールバスに不安を抱かせる4人だが…。
時系列
現代➡西暦1947年(昭和22年)➡戦時下の空襲時➡西暦1940年(昭和15年)➡ペリー艦隊が来た後の幕末➡西暦1600年(関ケ原の戦い直後の十日)➡西暦1582年(天正10年、本能寺の変の前日)➡西暦1553年(天文22年)➡西暦1600年(関ケ原の戦い直後の十日)➡現代
やはり発売当初の初版を全て所持している私のようなファンからすると、とらえられたスクールバスの構成が合っています。変に改題して欲しくなかったです。この話は旅人と言えるほどタイムスリップを満喫するような話ではないので・・・