「プラスティック・ラブ」(PLASTIC LOVE)は、日本のシンガーソングライター竹内まりやの楽曲、または12枚目のシングル。「プラスティック・ラブ」は当初、1984年発売の6thアルバム『VARIETY』の収録曲として発表された。
竹内が作詞・作曲を手がけ、アレンジ・プロデュースに山下達郎を迎えて制作された。歌詞は「都会暮らしの若い女性による自由恋愛」という極めてフィクショナルなテーマを独自のセンスで描いている。山下はギター演奏も行い、 中西康晴(エレクトリック・ピアノ)、伊藤広規(ベース)、青山純(ドラムス)らによる鉄壁のバンドによる演奏とともに竹内の歌唱を支えている。
2017年~2019年、竹内まりやの「プラスチック・ラブ」(1984) が、欧米と欧州を中心にYoutubeで、2400万回以上再生され、コメント欄が英語で何千と埋め尽くされる。 35年近い年月を経て、ジャパニーズ・シティ・ポップとして世界的な評価を受けることになる。 現在 (2020年前後)のシティポップブームに合わせたプロモーションビデオまで、新たな解釈を加え、作成される。
2010年代後半、本楽曲は世界中で巻き起こった80年代の日本のシティ・ポップやファンク再評価の波に乗り、海外を中心にその評価を高めた。きっかけは2017年7月にYoutubeに非公式にアップロードされた同曲の動画が、SNS上で多くのミームを生みながら2400万回以上(当時)という異常な再生回数を記録したことだった。
フューチャー・ファンクのシーンでは定番中の定番となり、無数のリミックスやリエディットがネットUPされたほか、Viceの音楽メディアNoisyなど海外メディアでも取り上げられ、1980年代の日本のシティ・ポップ再評価のポップアイコンとして世界中のDJの間でブームとなった。