「クリスマス・イブ」は、ムーン・レコード社長小杉理宇造からの提案で同年12月14日に3万枚限定のピクチャー・レコードとしてシングルカット。
以降、毎年末に季節限定商品としてカラー・ヴィニール、ピクチャー・レーベルと趣向を変えてリリースされ続けた。当初はオリコンシングルチャート最高位44位だったが1988年、JR東海「ホームタウン・エクスプレス(X'mas編)」のCMソングに使用されたことで知名度が上昇。1989年12月にはオリコンシングルチャートで、30週目のランクインで1位を獲得。そのため、発売から1位獲得までの当時の最長記録(6年6か月)、ベスト・テンに再チャートされた回数の最多記録など、変わった記録を多数持つ曲となった。
1986年11月28日に7インチシングルとして再発以降、毎年クリスマスの時期が近づくとオリコンシングルチャートにランクインするようになり、ロング・ヒットの楽曲のため合算で伸びていることもあるが、オリコン調べでは1980年代に日本で発売された楽曲で売上が最も多いシングルとなっている。1991年にミリオンを突破、2013年の時点で累計185.1万枚を記録した。また、2015年時点でオリコンチャートに30年連続でトップ100入りしており、「日本のシングルチャートに連続でチャートインした最多年数の曲」として2016年3月、ギネス世界記録に認定された。