ひまわりの店主の三上千壽子さんと3代目の三上圭介さんに、店の名前の由来を伺った。
「昔から喫茶店は待ち合わせをするための場所でもあったから一言でわかりやすく、≪ひまわり≫なの。それと、ひまわりは誰にでも愛されるでしょ?」と、三上千壽子さんは満面の笑みで答えてくれた。
ひまわりというお店の特徴は、若い学生さん達がパフェを食べながらおしゃべりしていたり、サラリーマンがランチを食べていたり、おじいちゃんが本を片手にコーヒーを飲んでいるという、老若男女を問わず、みんながくつろげるアットホームな雰囲気。
そんなひまわりの特徴を表す、エピソードを三上さんからお聞きした。たまたま待ち合わせをした喫茶店ひまわりでプロポーズをされ結婚した女性がいた。
その女性は心労の思いで東京から帰京しひまわりに訪れ三上さんを訪ねた時「まだ変わらないままあったんだ。嬉しい。」と言い泣いていたそうだ。その女性は今もひまわりに通い子供さん達も常連で三世帯にわたってひまわりに通い続けている。
周りのお店が消え去り、新しいお店ができ、時代と共に街並みも変わっていく。そして私達自身も変わっていく中で、ふと、小さい頃や学生時代に食べた味を懐かしく思い出してしまう事が誰しも一度はあるのではないだろうか。
そんな味が恋しくなった時、昔と変わらぬままのものが食べられるということは、ほっとできる幸せな瞬間なのだと思う。