ニホンミツバチの飼育 人工分蜂 新世代の女王蜂の羽化を目前とした巣では群の分割(分封)が起こり、旧世代の女王蜂は働きバチを引き連れ巣を出て新しい巣を探しに出る。この際、旧世代の女王蜂を護って働きバチが塊のようになる分封蜂球(ぶんぽうほうきゅう)を作る。
ミツバチの働きバチは受精卵から発生する2倍体(2n)で全てメス。通常メスの幼虫は主に花粉と蜂蜜を食べて育ち働きバチとなるが、働きバチの頭部から分泌されるローヤルゼリーのみで育てられたメスは交尾産卵能力を有する女王バチとなる。
ニホンミツバチの飼育 人工分蜂2