その日の午前3時
サファリルックの男女が誠一の部屋のガラス窓を高熱で焼き切って侵入しようとして
家族が駆けつけると逃げていく
翌日、学校に警官が来ていて、吾郎が学校に放火したらしいという噂が広まる
見た者はいないが、吾郎の生徒手帳が落ちていた
誠一、あかねらが事情聴取を受けていると
記者だと名乗るサファリルックの男女が現れた
2人が校門に連れていかれそうになり、黒塗りの乗用車から紳士が降りてきて
広口の銃口を男女に向けて撃つと、姿が消えてなくなった
「安心したまえ これは自分の時間流の外にいる者に対してだけ有効なのだ
私はタイムパトロールとでもいうところかね」その男もまた突然姿を消す