現在も高御座は、京都御所内の紫宸殿に安置されている。近代に入ってからも、明治天皇・大正天皇・昭和天皇の即位の大礼は、高御座のある京都御所で行われた。
今上天皇の際は、警備上の問題から、東京の皇居で即位の礼が行われたが、高御座と御帳台は陸上自衛隊のヘリコプターによって皇居まで運ばれ、大礼終了後に京都御所の紫宸殿に戻された。
しかし皇太子徳仁親王の際には社会情勢の変化などが考慮され、運搬は民間業者へ委託。計8台のトラックによる陸路での運搬となった。
高御座と御帳台は漆の塗り直しなどの修繕が行われ、2018年内に作業が終わった模様。