桜茶とは・・・
桜の花びらを塩漬けにしたもの。お湯の中に花が美しく咲き開くため桜茶としてお祝い事によく用いられます。仄かに香る桜の風味が心を癒し、目を閉じれば満開の桜が思い浮かびます。また桜茶は特有の成分を持ち、二日酔いをやわらげる効果があるともされています。桜花漬は、八分咲の八重桜を梅酢と食塩だけで漬けます。色あざやかで香りも豊かです。
塩と梅酢で漬けこんだ桜茶は、お湯を注ぐとふわっと花開きます。お祝いの席で飲まれることも多い、目で楽しめるお茶。桜茶の名産地は神奈川県小田原で、国内生産量の80%がこの地で生産されています。
桜茶は、そのままいただいては塩辛いのでご注意を。いただく前に、お湯で余分な塩分をおとします。中国茶でいう、洗茶(せんちゃ)のようなひと手間が欠かせません。ほんのり桜色に染まったお湯に浮かぶ桜の花を楽しみながら桜の香りを満喫することができます。