トラピスチヌ修道院は、北海道函館市郊外にあるトラピスト会(厳律シトー会)系の女子修道院「天使の聖母トラピスチヌ修道院」の通称であり、通称天使園とも呼ばれる。日本最初の観想女子修道院である。また男子禁制である。お土産物として売られている、マダレナ(ケーキ)やクッキーが有名。
修道規律の改革が起きたとき、フランスのノルマンディー地方にある「トラップ修道院」の厳しい規律に従うシトー修道会のグループを厳律シトー修道会、修道院の場所の名を取ってトラピスト(女子はトラピスチヌ)と呼ばれるようになった。
トラピスチヌ修道院は1898年(明治31年)にフランスから派遣された8名の修道女によって創立された。その後1925年(大正14年)と1941年(昭和16年)の2回、火災に遭い再建をしている。