NASAの探査機「ニュー・ホライズンズ」はカイパーベルト天体「ウルティマ・トゥーレ」をフライバイ飛行しましたが、新たな撮影画像からその赤みを帯びた雪だるまのような形状が明らかになりました。
ウルティマ・トゥーレは、海王星よりも外側にある「カイパーベルト」に位置する天体で、観測により長さは33kmで大小2つの球が合体したような形状だと判明。ニュー・ホライズンズの運用チームによれば、同天体は以前2つだったものがゆっくりと合体したと想定されています。
2006年に打ち上げられたニュー・ホライズンズは、2015年に冥王星の観測を実施。今回の画像は、同探査機がフライバイの最中となる2019年1月1日に撮影したものです。今後もニュー・ホライズンズは、さらなる高解像度画像を地球へと送信する予定です。