コウジが父母に話すと、
父:
パトロールなんて、どうかと思うな
取り締まる者と、取り締まられる者、正しいものと、そうでないものを、どういう基準で決めるんだ?
こういうことは、ひとりでにエスカレートする
仕方ないと一歩ずつ譲歩し、ある時気づくと身動きできなくなっているのが“ファッショ”というものだ
やがて、お互いが警戒しあい、信じられなくなる状態がくるかもしれない
母:大げさな! そんなに難しく考えることないんじゃない?
父の言う通り、廊下でプロレスごっこをしたり、ラジオを持ってきたりするだけで告発されエスカレートしはじめた
そして、生徒会では、何を言っても多数決で葬り去られる
以前、キョウコの意見に反対した吉田が、網を越えて球を取りにいき、パトロール員に告発されていた
カズミ:生徒規則に、そう書いてあるの? 見たことないけど
パトロール員:書いてなくても、我々がいけないと認めたことはいけないんだ!
吉田は怒りで突っ込もうとした時、なにかにはね飛ばされ、そこにミチルが現れた
「明日、告発します」
カズミ:今、たしかに高見沢さんが念力を使ったのよ
コウジは心を決めていた 抵抗するのだ その手はじめは吉田を守ることだ
父:
パトロールなんて、どうかと思うな
取り締まる者と、取り締まられる者、正しいものと、そうでないものを、どういう基準で決めるんだ?
こういうことは、ひとりでにエスカレートする
仕方ないと一歩ずつ譲歩し、ある時気づくと身動きできなくなっているのが“ファッショ”というものだ
やがて、お互いが警戒しあい、信じられなくなる状態がくるかもしれない
母:大げさな! そんなに難しく考えることないんじゃない?
父の言う通り、廊下でプロレスごっこをしたり、ラジオを持ってきたりするだけで告発されエスカレートしはじめた
そして、生徒会では、何を言っても多数決で葬り去られる
以前、キョウコの意見に反対した吉田が、網を越えて球を取りにいき、パトロール員に告発されていた
カズミ:生徒規則に、そう書いてあるの? 見たことないけど
パトロール員:書いてなくても、我々がいけないと認めたことはいけないんだ!
吉田は怒りで突っ込もうとした時、なにかにはね飛ばされ、そこにミチルが現れた
「明日、告発します」
カズミ:今、たしかに高見沢さんが念力を使ったのよ
コウジは心を決めていた 抵抗するのだ その手はじめは吉田を守ることだ