メノウの原石メノウ(瑪瑙)は、縞状の玉髄の一種で、オパール(蛋白石)、石英、玉髄が、火成岩あるいは堆積岩の空洞中に層状に沈殿してできた鉱物の変種。
メノウは、玉髄とともに、各種の彫刻材料として使われており、硬度が高いのを利用して、化学用の乳鉢、天秤の支点、灰皿、置時計、火打石と、様々なものに用いられている。また、円形に加工、皮革の艶出し用のローラー素材として使われている。
ジュエリーや数珠に使われることも多い。最近は、穴を開けた球状の縞瑪瑙に、ゴムや紐を通し、ブレスレットやペンダントなどのアクセサリーとしても使われる。多孔質なので、人工的に染色が可能。
スコットランドのメノウ