■2012年6月6日 金星の太陽面通過の詳細・・・0.1度の画角で拡大した画像から解説
潜入するまでは、図のように金星がハッキリと見えるワケではありません。
何も存在していないようなところから突然金星が潜入するように見られます。
潜入後、太陽と完全に内接するまでが金星の太陽面通過クライマックスと言えます。
この瞬間を逃さないように撮影してください。
出現前の瞬間もクライマックスと言えます。前回の太陽面通過で日本では途中経過のまま日没を迎えたので、2004年6月8日の金星の太陽面通過で海外に遠征していない方でもない限り、初めて見る金星出現の光景に圧倒されることでしょう。
この瞬間を迎えたら、2117年12月11日まで金星の太陽面通過が見られません。
出現後は、何も存在していないところへ金星が消えてしまうように見られます。
貴重な現象ですから、必ず何かに記録しておいた方が後々の良い記念になります。
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