M100(NGC4321)はかみのけ座にある渦巻銀河である。おとめ座銀河団に属している。M99に似ているが渦巻きの方向が逆になっている。1781年ピエール・メシャンによって発見された。M98、M99、M100はメシャンによって同時に発見されている。1901年と1914年に14等級程度の超新星が撮影され、それが1917年にカーティスによって確認された。
口径6cmの望遠鏡で丸く星雲状に見える。10cmでは星に似た核とそれをとりまく星雲を見ることができる。マラスは口径10cmでM33のミニチュアであると記している。口径20cmでスミスの言う球状星団のような姿を見ることができる。また、条件がよければ渦巻きも確認することができる。口径30cmになると腕をはっきりと確認することができる。近くにはNGC 4328などの銀河が見えてくる。右上の画像は、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したM100(NGC4321)