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Channel: スチャラカでスーダラな日々
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ATV青森テレビ

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ATV青森テレビ オープニング

ATV青森テレビ1969年に開局したATV青森テレビは、開局までに2度、開局後も1度ネット方針を変更している。
・開局準備初期:TBS&NET系クロスネットの方針 
・開局準備後期:フジ&NET系クロスネットの方針(UHF局大量免許交付に乗じて系列局を全国に拡大する意向が強かったフジテレビの支援を受けたため)
・開局直前:再度TBS&NET系クロスネットの方針(当時社長であった代議士の田沢吉郎の個人的な理由と、TBS関係者も猛烈に巻き返しを図ったため)
・1970年1月1日:ANN発足と同時に加盟(毎日放送と同様、JNNに加盟するまでニュースネットワークはANNに加盟。JNNの報道・情報番組は番販ネット扱いで放送した)

1980年代後半から90年代の民放4局化の気運に当たり、関係者や多くの青森県民はフジ系の開局を望んでいたが、キー局フジテレビ自身の事情と既存2局の猛反発が元になり、第3局はテレビ朝日系列で調整され、1991年10月1日に「ABA青森朝日放送」が開局して現在に至る。しかしABA開局以降も、山形県のさくらんぼテレビジョンと高知県の高知さんさんテレビがそれぞれフジテレビ系列で1997年に開局している。山形・高知の両ケースとも、そしてATVのTBSネット方針逆転のケースでも、フジテレビには新聞資本の経営戦略以外に、少なからずの政治的要因が関わっていることは否定できない。

ATV青森テレビ エンディング(~2006年)

ABAの開局準備時期には既にフジテレビが系列局の新規開設に消極的姿勢を表明していたほか、既存2局(RAB・ATV)が経営戦略上の理由から第3局がフジ系で開局することに猛反発したため青森県内の財界からも3局目をテレビ朝日系列にするよう働きかけがあったとされる。

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