弘前城の鬼門・裏鬼門風水では東北の方向が鬼門とされ、天守閣周辺の堀には西南北の方角で角になっているのに対し、東の方角だけは角がなく五角形のような角になっています。これを鬼門くずしと言います。更にその東北には鬼門くずしとして、弘前八幡宮が祭られています。その更に東には茶畑町があります。ここでは実際にお茶が栽培されていました。茶を転じて邪とも言います。これは邪を摘むと言う意味もあったそうです。
弘前城の鬼門くずし位置図(昭和49年の地図)・・・画像をクリックすると拡大します
青丸が本丸の鬼門崩し、赤丸が東北の方角で鬼門くずしの弘前八幡宮
茶丸が南西の方角で裏鬼門の禅林街、緑丸が茶を転じて邪を摘む茶畑町