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Channel: スチャラカでスーダラな日々
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(12) カメラ明るさの表示を探す

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セイラム皆既日食

(12)カメラ明るさの表示を探す

セイラムのコロナ後でビデオカメラを再生するとビーズダイヤモンドリングとなっていました。露出を変えてコロナが見えるようにします。また地平線が360゜夕焼け状態になったので、地平線の夕焼け状態も見て下さい…と告知しました。ギャラリーは興奮しきっていて、ただただ歓声が聞こえるだけでした。

撮影ボタンを押そうとしたのですが、カメラ明るさの表示になっていたメニュー画面が切り替わってしまい、カメラ明るさのダイヤログボックスを探すのに手間取り肉眼で数秒しかコロナを見られずビデオカメラの操作に追われました。

露出の違いによるセイラムのコロナ結局そのままの露出で第三接触のダイヤモンドリングを迎えてしまいました。第二接触ダイヤモンドリングの撮影は成功しているので、それをキャプチャーして掲載しました。

クリアな空に感動を与えた太陽は光を戻しながら気温を上げて行きます。糸のように細くなった太陽は三日月から半月になり、やがて満月へ戻ります。全ての経過を撮り終えた頃には顔と腕が日焼けしました。セイラムは北緯44度なので太陽光線が強くならず、日焼けも浅かったです。

欠け戻る太陽・・・食分95%撮影の様子を見ていた観察者から声を掛けられたので、英語版で作った名刺を差し上げました。観測が終わりそうな頃に彼の観測場所に行くと大きな双眼鏡を逆にして太陽を投影していました。黒点の様子も実にハッキリと見えて分かりやすいです。

別れ際、See you next eclipse La Cerena!と言いました。そこはどこかと聞かれたので、チリの皆既日食で再来年に見られますと伝えました。再来年は、2001.6.21にアフリカのザンビアで見られた皆既日食の1サロス後になります。

これは比較的規模の大きな皆既日食です。陸地で見られる皆既日食の帯が英領ピトケアン諸島のオエノ島と南米チリ中部からブエノスアイレス南部で日没となる地域を通過します。チリで最初に陸地に掛かるのがラ・セレナ。相方はラッセーラーラッセーラーと青森ねぶたで使われる掛け声で言いますが、ねぶたのように熱く興奮するような皆既日食になると良いですね♪

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