唐津くんち2015 青獅子 点灯式 宵ヤマ 曳山は「乾漆」という技法で製作されている。その製法は、まず粘土で型を取った後、その上から良質の和紙を200枚くらい張り重ねて厚みを作ってから中の粘土を取り外す。その和紙の上から漆を塗るが、下地を7、8回塗ってから、中塗り、上塗りを重ね、その上に金箔や銀箔を施して仕上げる。
刀町の赤獅子(1819年製作・文政2年)から5年後に中町の青獅子(1824年・文政7年)は制作された。赤獅子に対して青獅子が作られたのかも知れない。
唐津くんち・2016 青獅子点灯