クレージーのぶちゃむくれ大発は、1969年に制作されたクレージーキャッツ主演作品。「作戦シリーズ」第12作。
東西電気の花川戸大五郎(ハナ肇)はコンピューターの売り込みに忙しい毎日。得意先の接待で高級クラブ「あんぶれら」に通いつめる。「あんぶれら」人気№1のホステス好子(中山麻里)の未集金を回収するため、東西電気へかけあいに出かけたフロアマネージャーの植村浩(植木等)は、花川戸のツケが振り込まれるようにプログラマーの谷井明(谷啓)を説得しコンピューターを操作させる。しかし手違いで東西電気の利益全てが好子の口座へ入金されてしまい、肝心の好子は行方不明。慌てた3人は、コンピューター捜査に嫌気がさして警察を辞めた犬丸刑事(犬塚弘)と、犯行手口がコンピューターに全て読まれてしまうため泥棒をやめた八重桜の留吉の2人が経営する探偵社に捜査を依頼する。しかし、やっと探し当てた好子は何者かに殺害されていた。会社に気付かれないうちに何とか銀行の金を引き出したい3人は、脳手術の権威石渡医師(石橋エータロー)の協力を得て、好子に人工頭脳を移植し蘇らせることに成功した。口座の金を引き出し一安心したかと思いきや、3人は公金横領で逮捕されてしまう・・・・・・