荒井注のコントでは「威張り散らすいかりやをシラっとした目で見、シカトし、いかりやに怒られてふてくされながらギャグを言う」というパターンが人気を博した。「なんだ、バカヤロー!」と「This is a pen!」のギャグはよく知れ渡っている。
1974年3月に「体力の限界」を理由にドリフを脱退。当初は芸能界引退を示唆していたにも関わらず、半年後にはドラマなどで復帰したため、ドリフメンバーから反感を買うこととなり、和解までには3年間を要したという。その後ゲスト出演した「ドリフ大爆笑」で放送されたドリフの歴史を面白可笑しく紹介するコント(保存版・ドリフの隠された秘密)ではいかりやが、荒井脱退の理由を「陰険な性格とふてぶてしい態度がメンバー全員の反感を買って、永久追放の憂き目に遭う」と紹介し、完全にネタにされていた。
荒井が亡くなる直前の2000年の正月放送の「フジカラー・フィルム」のCM撮りで6人ドリフとして14年3カ月ぶりの全員集合となり、大きな話題となった。七福神をモチーフとしたもの。結局これが彼ら6人が勢揃いした最後の映像となった。