愛踊祭〜あいどるまつり〜は、テレビ朝日の音楽番組musicるTVと連動する、日本の女性アイドルによるコンテストである。
大会の特徴として、本大会用にアレンジされたアニメソングを使い、振り付けを各自で考えるパフォーマンスと、審査員投票に加えてファン投票によるポイントも加算する選抜方式がある。また、女性であればメンバーの人数を問わず応募可能。
書類審査の後、投稿されたパフォーマンス動画を見てのインターネット投票と審査員の票による2次予選、さらに各地の会場で行われるエリア代表決定審査により、3位以内の入賞のうち、1位に輝いたアイドルが北から北海道、東北、北関東、南関東、北陸・甲信越、東海、関西、中国・四国、九州・沖縄の9ブロックのエリア代表がそれぞれ選出される。
エリア代表は後日行われる決勝の舞台でパフォーマンスを披露し、会場の審査員と観客による投票で優勝のほか、審査員特別賞が授与される。音楽番組への出演権といった副賞もあり、新人アイドルの新たな登竜門となっている。
2016年3月には、新たなアイドル発掘・育成を目的として、投稿した動画をユーザーが視聴し、投票してランキング(番付)する、派生企画のアイドル総合支援サイト「愛踊番付」が開設された。番付高位者には、何らかの特典が与えられると発表されている。愛踊祭2016は『AbemaTV』にて予選会、決勝大会が完全生放送された。
愛踊祭2016
2016年4月から応募が開始され、全242組がエントリーした。2次予選は6月からWEB予選。課題曲はひみつのアッコちゃん。3次予選は8月からエリア代表。課題曲はクレヨンしんちゃん「オラはにんきもの」。昨年と同様決エリア代表決定戦は課題曲とオリジナル曲の2曲で審査員による審査で行われた。大会の模様は、『AbemaTV』で予選、決勝大会が完全生中継、『musicる TV』にて半年間にわたり放映された。
決勝大会は9月10日にTokyo Dome City Hallにて行われ、司会進行をヒャダインと藤本美貴、でんぱ組.incが大会アンバサダー、こぶしファクトリーが大会公式サポーターとなり、審査員を多田慎也・岡田実音・ミキティー本物・吉田尚記他で務めた。同会場では、アンバサダーによるライブも行われた。
決勝は、予選の2曲および各自のオリジナル1曲、計3曲で行われ、審査の結果青森代表のりんご娘が優勝した。りんご娘には副賞として『musicる TV』への月間ゲスト出場権が与えられた。
地区代表(決勝出場歴)
北海道:フルーティー(初出場)
東北:りんご娘(2大会連続)
関東A:木更津発 仏恥義理アイドル C-Style(初出場)
関東B:原宿物語(初出場)
関東C:アイドルネッサンス(初出場)
北陸・甲信越:ケミカル⇄リアクション(初出場)
東海:ROSARIO+CROSS(初出場)
関西:フルーレット(初出場)
中国・四国:SPL∞ASH(2大会連続)
九州・沖縄:Chuning Candy(初出場)
決勝大会開催日:2016年9月10日
会場:Tokyo Dome City Hall
<最終結果>
優勝:りんご娘
ベストオーディエンス賞:りんご娘
ベストボーカル賞:アイドルネッサンス、ケミカル⇄リアクション
ベストダンスパフォーマンス賞:ROSARIO+CROSS