■東テネシーの地理
東端にあるブルーリッジ地域がノースカロライナ州との境を形成します。この地域はブルーリッジ山脈の高山と岩が多い地形が特徴。ブリーリッジ山脈はグレート・スモーキー山脈、ボールド山地、ユニコイ山地、ユナカ山地、ローン高原、アイアン山地など幾つかの支脈に分かれています。
ブルーリッジ地域の平均標高は5,000フィート (1,500 m)ほど。テネシー州の最高地点であるクリングマンズ・ドームがこの地域にあります。この地域はほとんど人が住まず、チェロキー国立の森、グレート・スモーキー山脈国立公園、さらに幾つかの連邦保護原生地と州立公園で保護されています。
ブルーリッジ地域から西に約55マイル (88 km) 広がっているのがリッジ・アンド・バレー地域で、多くの水流が合流してテネシー渓谷のテネシー川になっています。この地域には肥沃な流域平野があり、その間をベイズ山やクリンチ山など森に覆われた尾根が分けています。テネシー渓谷の西部では低地が広く、尾根が低くなり、グレート・バレーと呼ばれています。このバレーには多くの町があり、ノックスビルとチャタヌーガのような大都市があります。
カンバーランド高原がテネシー渓谷の西に立ち上がっています。深く切り込んだ谷で分けられた頂上の平たい山があるのが特徴で、標高は1,500フィート (450 m) から2,000フィート (600 m) です。
東テネシーはテネシー州で唯一、東部標準時(EST)を採用。東部夏時間(EDT)の世界時は、世界時より4時間遅れのUTC-4です。皆既日食の観測時間に違いが出るので注意が必要です。
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