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津軽為信霊屋 特別公開

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津軽為信霊屋 保存修理中に特別公開
華麗な内部が公開された「津軽為信霊屋」。天井画には天女が描かれている=松山彦蔵撮影

津軽為信霊屋毎日新聞 2016年11月6日の記事より抜粋

初代弘前藩主・津軽為信(1550~1607年)の菩提(ぼだい)寺である革秀寺(青森県弘前市藤代1)で、保存修理中の国の重要文化財「津軽為信霊屋(たまや)」が今月初めに特別公開され、故郷の歴史と文化に触れようと多くの市民らでにぎわった。

革秀寺は京都で客死した為信の遺言で死の翌年、2代藩主・信枚(のぶひら)が岩木山を背に弘前城のある東を向くような造りで創建したと伝えられる。

3日に特別公開された霊屋は、桁と梁が各3.1mの入り母屋造り。今も金箔がまばゆく映える為信の墓塔「宝篋(ほうきょう)印塔」(福井産石、高さ約1m)が中央奥に置かれ、計62本の塔婆(とうば)(高さ約1.5m)が内壁を飾る。

市教委によると、建立時は質素な造りだったが、弘前藩が北海道の蝦夷地警護の功で禄高を加増された文化2(1805)年、天井に天女が色鮮やかに舞う姿が描かれ、屋根も銅板ふきに変わったという。しかし、1976年の大修理で屋根はこけらふきに戻され、今年2月からの保存修理では、全面ふき替えと外壁の塗り直しが進められている。 平山清明住職は「400年余の昔の姿を伝え、多くの方に歴史と文化を知ってもらうのが私らの使命」と話している。

ふき替え作業が行われている霊屋
こけらふき替え作業が行われている霊屋の入り母屋式屋根=2016年11月3日、松山彦蔵撮影

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