長岡 秀星(1936年11月26日 - 2015年6月23日)は、日本のイラストレーター・画家。宇宙やSFをイメージした作風で国際的に活躍し、レコードジャケットのアートワーク(Earth, Wind and Fire等)を多数手掛けたことで知られる。本名は長岡 秀三。
リトグラフのタブローが主流だが、レコードジャケットのアートワークも多く手掛けている。人物や物の描き方は、写実的である。多様で鮮やかな色彩は、リキテックスの透明性と筆による手書きの不透明性に、エアブラッシュの半透明の膜を重ねることで表現される。宇宙をテーマとした神秘的な作品、SFを彷彿させる作品が多い。1990年代頃より宇宙を題材としたSF絵物語『アナバシス』を手掛けており、晩年にはほぼ完成させていた。
2015年6月23日、心筋梗塞のため神奈川県小田原市の病院で死去、78歳没。