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Channel: スチャラカでスーダラな日々
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テルナテ島皆既日食19

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(19)観測終了後のデレデレ
ビデオカメラを撤収して後は部分日食を撮るだけです。撤収の準備や撮影でまだ忙しいのに、地元の方々が一緒に写真を撮りたいと言ってきます。撮影の合間合間を見て記念撮影に応じました。

ここはテルナテ日本村です。日本村の由来は、ここを開放している家に日本人の奥様と現地の旦那さんが住まれているからです。数年前からここで日本語学校を開いたそうです。生の日本語を生徒に聞かせたくて今回の観測地兼学校になりました。

日本人の奥様は、テルナテ島で皆既日食が見られることを2年前まで知らなかったそうです。日本語学校の活動が人を呼び、警備担当の軍を呼び、ついに日食ツアー15名とツアーを離脱した日本人を呼びました。

なので、これらの人々の撮影は地元の方々がスマートフォンで撮影してから筆者のガラケーで撮影したものです。初めての皆既日食観測から28年も経ってしまうと経年劣化で太ってしまい、外見も悪くなるものです。隣の青年がうらやましく思います。

テルナテ島自体が観光地化されておらず、外国人も珍しい存在なのだそうです。ましてや日本人を見た人も少ないでしょう。日本人の奥様も頭にスカーフを巻いていて、傍目には現地の人のように見えます。
警備担当の軍関係者と筆者
警備担当の軍関係者と筆者
紹介が遅くなりましたが、一番下の写真で左端に映っているのが日本村協力者の野越修さんです。彼は3/1~3/15までの滞在で日食観測地を探していたところ、たまたまここを見つけて日本村発起人となりました。

棚倉さんのパソコンを借りている時にお話をして名刺交換しました。日本村パンフレットを作成したのも野越さんです。最初は日本語学校のパンフレットで、皆既日食観測が目的の日本人を連れてくるには相応しくないので自身でパンフレットを作成されたそうです。
日本語学校の生徒と筆者
日本語学校の生徒と筆者
皆既時間のDATAは、弊サイトを参考にされました。野越さんも棚倉さんも弊サイトを閲覧されていた方でした。サイト作成者がここに来ていたことに二人ともビックリしたようです。自分の顔写真を載せていなかったので、サイト作成者が誰だか分からなかったですね?

井上さんとは長い付き合いです。1992.1.4のL.Aサンタカタリーナ島日没金環日食ツアーで御一緒しました。参加したコースは違ったのですが、オフ会で話が弾んでそれ以降、何度かツアーに同行しています。
日本語学校の生徒たちと筆者
日本語学校の生徒たちと筆者
皆既日食が終わり、ワイルドナビツアーも撤収して日本村の車に同乗した我々3人が残りました。日本村のあちこちを撮りたかったのですが、野越さんが話好きで聞き役になっていました。

ここには仔猫が2匹ほど居て、日陰で暖かい椅子の下にたたずんでいました。モファラ~として、ついスリスリしたくなります。野越さんの足元に毛並みの良いネココがいたので撮りました。

ここでも中だるみの時間があるとは思わなかったのですが、これは運転手と夫婦が食事をしに行っているのでそれまでの間、待つことになったようです。戻ってくるのを待ちながら日本村で売られているグッズを買いに行きました。日本村のTシャツもありましたが、Mサイズしか無かったのでお土産にはならなかったです。

簡単な昼食とミネラルウオーターをもらったので、そのお返しと言うことで…結局手作りの石鹸を買いました。これは職場で餞別をもらった方へのお土産です。
日本村にいた仔猫
日本村にいた仔猫
帰り支度も整って、我々3人は日本村を後にしました。何だかずっとここにいたような故郷を離れてしまうような妙な気分になりました。お医者様の棚倉さんは泊まったホテルには戻らず、このままテルナテ空港に向かうとのこと。井上さんと私は、ブルバードホテルに戻ります。道中、棚倉さんにここまで来た総額の費用を聞いたところ、10万ほどで済んだそうです。やはり自力で来た方が安くあがるかも知れません。彼は英語が堪能で日本語学校の生徒からも人気があり、私の数倍は記念写真に撮られていました。

ホテルを過ぎて棚倉さんの土産物を買うのに付き合いました。私も職場のお土産が充分ではなかったので、買い足しました。いよいよお別れ…と思ったのですが、日本村の御主人が歩いてホテルまで行くのは大変だと車でホテルまで送ってくれました。大変ありがたいです。棚倉さんの買い物に付き合う前は、一旦ホテルに戻って荷物を部屋に置いて再び買い物に行ったにも関わらずです。日食が無くてもお金があれば再び日本村の御主人と奥様に会いに行きたくなりました。
日本村にいた仔猫
日本村にいた仔猫

日本村に残ったメンバーで記念撮影
残ったメンバーで記念撮影:左から野越修さん、お医者様の棚倉健太さん、私、井上滋光さん、現地の方

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